天文好きのひとりごと2

私が生まれ育った奈良県南部は空気がきれいで、電灯や広告灯が少ないのでものすごくたくさんの星が見えます。天の川はもちろん星座を構成する星々やオリオン座の3連星など、まさに星が降ってくるようです。
「星が降る」といえば「流星雨」という言葉をご存知でしょうか。1972年10月9日「ジャコビニ流星雨」が極大になるということで、テレビや新聞が過熱に報じました。流星雨は文字通り雨のように流星が見えるということで、私たちは必死で目を凝らし夜空を見上げ続けたのです。結果はただの1個も見ることができませんでした。翌日は首の筋肉痛で寝違えたような痛さと見ることができなかった悔しさで本当に残念でした。そのときのことを松任谷由美さんが「ジャコビニ彗星の夜」という曲にしています。(私は聞いたことがありませんが)流星雨(今では群)の予測は現在でも非常に難しいのです。