パワーをもらった運動会

娘の運動会が9月24日の土曜に行われた。
今年は残暑だけでなく、台風が2回も来て、運動会の練習もたいへんだったようだ。

娘の団体演技は「大宮ソーラン」。代々、5年生の演目として引き継がれている。
入学した年に見た「大宮ソーラン」に驚いた。
5年生になると、ここまでできるのかと…。

その日から4年。黒い法被(はっぴ)の背中に自分で書いた「愛」の文字。
少々ぶさいくな「愛」の文字だが、「愛」は不器用ぐらいが丁度いい。

法被をひるがえしながら、ソーラン節に合わせて、
「ソーラン、ソーラン」の大きな声が響き、力強くダイナミックに踊った。
踊り終えると、風のようにあっと言う間に、駆けぬけていってしまった。

成長もあっと言う間で、親の手からすり抜けていってしまいそうだ。
どこの親も成長の喜びとちょっぴり寂しさを感じたことと思う。

午前中の最後の戦い。天下分け目の騎馬戦。
馬のあしで活躍とはいかず、いとも簡単に帽子をとられしまった。

運動会の楽しみ、お弁当。いろいろ注文をつけられていたが、
「できない!」と、最小限におさえて去年よりは少し力をいれた。
星3つにはほど遠いが、満足してくれた。

運動会最後の見せ場は、5、6年のリレー。
全員リレーでトラックを何周まわったことか。
走る、走る、次から次へとバトンをつなぐ。
保護者席からも声援がとびかい、大いに盛り上がる。みんな、興奮気味。

娘の青組は最下位の4位。1位白組から200点近くも差をあけられてしまった。

晴天のなか無事に終わった運動会。
子供たちの一生懸命な姿にパワーをもらい、楽しい一日を過ごすことができた。