ロマン

徒歩通勤から電車通勤に変わって3ヶ月、その道すがら暇つぶしに本を読むようになりました。といっても、往復20分なので重たい内容や難しいものは避け、流し読みできるものだけです。その中で、「京都奈良駅名の謎」という本は「へぇ〜そうなんだ」といった内容でした。京都、奈良の駅名は地名や伝承や故事からつけられているものが多く、今の地名が千数百年前の出来事から名付けられたものというのを聞けば、別に歴史好きというわけでない私にとっても柄にもなくロマンを感じてしまいました。そうそう、この本には、万葉集の枕詞にもふれられていて、なぜ「春日」を「かすが」と読むのか?「かすが」はもと、滓鹿(かすが)と書き、春の日は霞がかっているから、春日(はるひ)は「かすが」にかかる枕詞となり、春日が「かすが」と読まれるに至ったということのようです。我が社名にも千数百年のロマンが・・・